子どもだけで安全においしく和菓子がつくれる、待望の一冊が登場しました。東京書籍から発売された『子どもだけでつくれる わくわく和菓子』は、図書館でも人気を集めた前作『子どmugらないお菓子』に続く第2弾です。本書は、子どものリクエストに応えて、和菓子づくりの魅力を存分に紹介しています。

特徴的なのは、あんこづくりから始まる充実した内容です。ゆで小豆、粒あん、ずんだあん、かぼちゃあんなど、基本となるあんこのレシピが豊富に掲載されており、そこから広がる和菓子の世界を体験できます。どら焼き、大福、わらびもち、水ようかんなど、子どもに人気の和菓子はもちろん、残った和菓子をアレンジするレシピまで工夫が光ります。

さらに本書ならではの魅力は、ひな祭りや十五夜などの年中行事、お食い初めや七五三などの人生儀礼に関連した和菓子の話が満載されていることです。和菓子の由来や豆ちしきも随所に盛り込まれ、単なるレシピ本を超えた文化学習の側面も備えています。また、アレルギー対応として小麦粉・卵・乳製品の使用・不使用マークが掲載されているなど、安全面への配慮も徹底しています。著者は和菓子取材歴20年以上の菓子文化研究家であり、信頼性も高い一冊です。