まずはじめに、このコラムは事実確認できていません!!!!!!
メーカーの方が見てくれていたら、ぜひお話を聞かせてください!!

お菓子売り場に並ぶロングセラー商品を見ると、まるで最初から完璧な姿で生まれてきたかのように思える。しかし実際の開発の歴史を覗いてみると、最初の試作は思った通りに売れなかったり、そもそも商品にする予定すらなかったり、という話がいくつも出てくる。今回は、そんな「失敗」や「想定外」から定番おやつになったと言われている”噂の話・聞いた話”を紹介したい。

01じゃがりこは「じゃがスティック」だった、と言われている

1995年に誕生したカルビーの「じゃがりこ」。実は発売前のテスト段階では、名前も形もまったく違うものだった。当初検討されていたのは「じゃがスティック」という名前で、商品の中身は四角柱、パッケージは箱型。しかし、長くて割れやすく、つまみにくいという欠点が早々に明らかになり、このままでは終売もありえる状態だったという。

テスト版四角柱・箱型パッケージ・割れやすい
発売版円柱・カップ型パッケージ・つまみやすい

その後、中身を食べやすい円柱状に、パッケージをカップ型に変更し、商品名も「じゃがりこ」に。この改良版が1995年に正式デビューし、インパクトのあるCMもあって大ヒット。今では発売30周年を超えるロングセラーに成長している。

これ、本当ですか?!事実をご存じの方、XでDMください(笑)

02ベビースターラーメンは"端材"から生まれた、と友人が言っていました

1959年に誕生したおやつカンパニーの「ベビースターラーメン」(発売当初は「ベビーラーメン」)。そもそも商品化する予定すらなかった、というのがこの話の面白いところだ。即席麺の製造工程で出る麺の"かけら"を、社員がおやつとして持ち帰って食べていたのがきっかけ。その素朴な味が社内で評判になり、やがて商品化につながったという。

"廃棄予定"が国民的おやつになった

製造ラインの端材という、本来なら捨てられていたかもしれないものが、形を変えて60年以上愛される商品になった。原料を無駄にしない工夫がそのまま大ヒットにつながった、数少ない事例のひとつだ。

03海外編:ポテトチップスを生んだ"逆ギレ"伝説を昔、雑誌で読みました

日本のスナック菓子の原点ともいえるポテトチップスにも、有名な誕生伝説がある。アメリカ・サラトガスプリングスのレストランで、あるお客が「ポテトが厚すぎる」とクレームをつけたところ、怒ったコック(ジョージ・クラムという人物だとされる)が、わざと紙のように薄くスライスして揚げて出した。それが思いがけず大好評となり、ポテトチップスの原型になった、という言い伝えだ。歴史的な裏付けには諸説あるが、世界中の食の読み物で語られる定番のエピソードである。

「文句があるなら、これでどうだ」という反骨心から生まれた一品が、世界的なスナックになった

※サラトガスプリングスの逸話として広く知られる説。史実としての検証には諸説あります。

04編集部のひとこと

3つの話を並べてみて気づくのは、この噂・聞いた話が本当だったら、「失敗」の質がそれぞれ違うということだ。じゃがりこは設計のやり直し、ベビースターラーメンはそもそも商品化する気がなかった副産物、ポテトチップスは(伝説どおりなら)感情的な思いつき。共通しているのは、どのケースも"もうやめよう"とならずに、形を変えて世に出したことだ。お菓子の歴史は、思った通りにいかなかった話の積み重ねでできている、と思うと、いつものおやつタイムも少し違う見え方がしてくる。
事実はともかく美味しくいただけていることに感謝です。

まとめ

  1. じゃがりこは、形状とパッケージの全面見直しから生まれた。「じゃがスティック」時代の失敗が、今の形につながっている、、、らしい。
  2. ベビースターラーメンは、商品化する予定のなかった副産物だった。製造工程の端材が、60年以上のロングセラーに変化した、、、らしい。
  3. 海外のポテトチップス誕生伝説も、似た構造を持つ。クレーム対応の思いつきが、世界的なスナックの原型になった、、、という言い伝えがある。

本コラムで紹介したエピソードは、編集部のメンバーが聞いた話です恐れ多くてメーカー様には確認できません。ポテトチップス誕生伝説に至っては史実としての検証が分かれる言い伝えとして紹介しています。
コラムなので悪しからず。