突然だが、あなたは「どら焼き」にティラミスが入っていると聞いたとき、どう思うだろうか。「それはもうどら焼きじゃない」と思う人もいれば、「え、絶対おいしいじゃん」と飛びつく人もいる。後者のほうが多いから、ローソンの「どらもっち」は7年間売れ続けている。

2019年5月7日、「どらもっち あんこ&ホイップ」が誕生した。長いもを加えたもちもちした薄皮生地にあんことホイップをサンドした、ちょっと変わったどら焼き。発売直後から売れまくり、気づけばシリーズ累計2,100万個以上を販売するローソンの看板スイーツになった。

そして2026年、どらもっちは7歳を迎えた。この7年でどう「進化」したのか。今何を食べればいいのか。全部まとめる。

📖 どらもっち、7年の歩み

生地の秘密は長いも+米ペースト。この配合によって薄皮ながらもっちり弾力ある食感が生まれた。開発では焼成温度や配合を何度も試行錯誤したという。

スタートは「あんこ&ホイップ」「宇治抹茶&ホイップ」の2種。そこから毎年、コラボや季節限定が次々と登場。2021年には公式キャラクター「どらもっち」も誕生し、今や一つのIPにまで育った。

2019年5月
「あんこ&ホイップ」「宇治抹茶&ホイップ」で誕生。同年中にプリン、マロン、生キャラメルと怒涛の展開
2020年
初の本格コラボ(生クリーム専門店MILK)登場。クリーム増量リニューアルで完成度アップ
2021年
公式キャラクター「どらもっち」誕生。GODIVAコラボ、八天堂コラボなど百貨店ブランドとの協業が本格化
2022〜23年
猿田彦珈琲コラボ、桔梗信玄餅コラボなど地域・専門ブランドとの掛け合わせが多様化
2026年
7歳。抹茶(森半コラボ)・ティラミス・「盛りすぎ!」増量版と、三方向同時展開で攻める

🥮 2026年、今買えるどらもっちを全部チェック

今年のどらもっちは「ラインナップが充実しすぎ」と言いたくなるほど豊か。定番・コラボ・増量版と三種の神器がそろっている。

01
定番 / 現在販売中
どらもっち あんこ&ホイップ

すべての始まり。長いもを使ったもちっとした薄皮生地に、ミルク感のあるホイップクリームと小豆あんをサンド。これを基準にすべてが派生している。

「盛りすぎ!」版(あんことクリームが51%増量、214円)も6月22日から登場。普通のどらもっちと食べ比べると増量の暴力を体感できる。

🏅 シリーズの原点💰 214〜円(盛りすぎ版)📅 現在販売中
02
コラボ / 抹茶フェア
Uchi Café × 森半 どらもっち 抹茶ミルク

老舗茶屋・森半とのコラボ。抹茶クリームとミルククリームの2層仕立てで、ほろ苦い抹茶の味わいとまろやかなミルクが交互にくる。

「もちもち×抹茶」という組み合わせはどらもっちの得意技中の得意技。今年は森半という格上ブランドを連れてきたことで、一段うまくなっている。5月12日発売。

🍃 老舗茶屋・森半コラボ💰 257円(税込)📅 5月12日発売
03
新作 / 6月23日発売
どらもっち ティラミス

今回のラインナップの中で一番「攻めてるな」と思うのがこれ。北海道産マスカルポーネをブレンドしたチーズクリームほろ苦いコーヒーペーストの2層仕立て。和菓子の皮にイタリアの魂を詰めた。

開けるとほんのりコアパウダーの香り。もちっとした皮をかじるとマスカルポーネのミルキーなクリームが出てきて、そこにコーヒーペーストの苦みがじわっとくる。255kcal、257円。コンビニスイーツランキングで上位に食い込む現在進行形のヒット商品。

☕ 北海道産マスカルポーネ使用💰 257円(税込)🔥 ランキング上位爆走中
🤔 どれを買えばいいの?ざっくり選び方

「どらもっちって何?」という人 → まず「あんこ&ホイップ」か「盛りすぎ!」で基本を知る。これが全ての基準になる。

抹茶が好きな人 → 「森半コラボ 抹茶ミルク」一択。どらもっちの皮と抹茶の相性は証明済み。

「コンビニスイーツで驚きたい」人 → 「ティラミス」を迷わず手に取れ。「どら焼きにティラミス」というだけで話題になれる。


💬 7年で変わったこと、変わらないこと

どらもっちが面白いのは、「皮」という不変のアイデンティティを守りながら、「中身」で無限に遊んでいるところだ。抹茶が来ても、ティラミスが来ても、信玄餅が来ても、あのもちもち皮は変わらない。

逆に言えば、どんな中身を入れても「どらもっちだな」と思わせる皮の強さが7年間支えてきた。GODIVAのガナッシュを入れても、猿田彦珈琲のコーヒーソースを入れても、北海道産マスカルポーネを入れても、ちゃんとどら焼きに見える。これは地味にすごいことだ。

そして毎年「次は何が来るんだろう」とわくわくさせてくれる。これがコンビニスイーツの醍醐味だと思う。チョコでもナッツでも季節のフルーツでも、なんでも受け止めてしまうどら焼きという器の懐の深さ。どらもっちはそれをコンビニ価格で毎週のように証明し続けている。

📊 ちなみに他社のもちどら焼きは?

2024年4月にはファミリーマートも「もちもち食感生どら焼き(つぶあん&ホイップ)」を発売。やまいも粉を使ってもちもち感を演出し、価格190円(ローソンは192円)と激近。どらもっち人気を見て業界全体がもちどら焼きに動き出した形だ。

ローソンの先行優位は「コラボブランドの質の高さ」と「バリエーション展開の速さ」にある。毎月のように新フレーバーが出てくるスピード感は他社にはない。

2019年に「どら焼きをもちもちにする」という一点突破で生まれたどらもっち。
7年後の今、それはティラミスになり、抹茶になり、増量版になった。

次は何が来る?

それを楽しみにしながら、今日はティラミスを買いに行こう。
「コンビニのどら焼きって何でこんなにうまいんだろう」
その答えは、皮を一口かじればすぐわかる。